バンドの内輪ノリ論争に終止符を打ちたい

バンド向け記事

こんにちはかさこです。

今回はバンドをしていれば一度は聞いたことがあるフレーズかもしれません、「内輪ノリ」についてのお話です。

大学サークルの内輪で盛り上がってる空気がサムい

とか、

 

あのバンドは内輪しか盛り上がってない

とか、一度は耳にしたり、あるいは発言したこともあるでしょう。

 

わたしも以前はそう思ってましたし、そう言っていました。

しかし、今では内輪ノリは必ずしも否定するものではないと思っています。

ですので今回の記事では、そんな私の考えをシェアできたらなと思います。

バンドなんて所詮が小さな村

そもそも論として、バンド、ロックの界隈だって興味の無い人間から見れば、小さな村みたいなものです。

「地上波に出ているバンドだっている!」と反論する人もいるかもしれません。

しかし、地上波に出た云々で騒いでる時点で小さな村なのです。

バンド界隈が相手にしているのは、ジャニーズや秋元康プロデュースのアイドルといった、大都会のアーティストです。

それに比べれば小さな市場で戦っているバンドのほとんどは「内輪ノリ」と変わらないのではないでしょうか。

はじめは誰だって内輪ノリ

内輪ノリの話をする上で欠かせないファンの増え方について触れておきます。

ファンはバンドが演奏し、宣伝していれば勝手に集まってくるかというとそうではありません。

既にある輪から同心円状に広がる形で増えていきます。

小さな村でなにやら楽しい祭りがやってるらしいという噂から徐々に参加する人の数が増えていくのです。

バンドをはじめた頃を思い出してみてください。

初ライブ、フロアにいるのは対バン相手と友達数人です。

彼ら「内輪」がいて初めてファンがつきます。

たとえばフロアに1人もいないライブをたまたま見かけてファンになりますか?

そもそも足を止めるのすら抵抗があるのではないでしょうか。

はじめに内輪を築けるかそうでないかによって、拡散のしかたは大きく変わってくるでしょう。

小さな村で争っている場合じゃない

内輪ノリだどうだと小さな村で争っているようでは、バンド界隈の市場を取り合うだけで、当事者は誰も得しません。

対バン相手のフロアに顔すら出さない人も多いですが、あなたが売れたいと考えているなら絶対に思いっきり盛り上げるべきです。

心理学では、誰かにしてもらったことは返したくなると言う心理を返報性の法則といいます。

あなたが対バン相手も盛り上げたなら、結果あなたのライブでも盛り上げてくれるでしょう。

盛り上がっているライブでは、同調効果がはたらきます。

同調効果とは、まわりがいいと言っているものは良く感じる、逆に周りが興味を持っていないものには惹かれないという心理効果です。

バンド同士は敵であり、一番の見方でもあるのです。

売れるためには内輪の力を使わない手はありません。

まとめ

内輪ノリについて私の思うことをお話させていただきました。

内輪ノリを批判するよりも活用するほうがよっぽど賢いですよね。

バンド同士でうまく協力して全体を盛り上げて言ってほしいと思います。

 

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