こんにちはかさこです。
今回はベースが上達したいという方に向けて同時にギターを練習することをおすすめする理由についてお話したいと思います。
私自身もギターを覚えてからベースを弾きはじめたので、それらの経験を踏まえて利点を挙げてみました。
教則本の基礎練習はものすごくつまらない
いざベースと教則本を買って練習をはじめたはいいものの、初心者には弾いていてそれが正解かどうなのかもよくわからないし、練習方法もいまいちわからない。
という方は多いのではないでしょうか。
なにより教則本に載っている基礎練習がものすごくつまらない。
ただひたすらにボボボボボ、
ボボボボボボボ。ボボボボボ…
ボのゲシュタルト崩壊。
これでベースを触らなくなったという方は多いのではないでしょうか。
ギターをしている友達と一緒に練習ができる環境にあるかたならまだしも、一人で練習するのは苦行にちかいです。
こちらの記事で紹介したように、人間は楽なほうに楽しいほうに流されてしまうので、楽しくない練習をしていては上達もしません。
ギターの知識はベースを弾く上で活きてくる
そこでオススメしたいのが、ギターを同時に練習することです。
ギターの練習はコードさえおぼえてしまえばすぐに曲を弾いて練習することができます。
関連記事:ギターの練習何から始めればいい?一週間で曲が演奏できるようになる最短の練習方法!
曲が弾けるようになると練習も楽しくなるので上達が早いです。
さらにフレットの並びも弦を押さえる手(右利きなら左手)の動きはほとんど同じなので、ギターを弾けるようになると自然とベースも上達します。
なによりも良い点はギターの練習を通して身につくコード理論や進行パターンはベースを弾く上でものすごく役に立ちます。
基本的にベースでならす単音はコードを分解したものなので、譜面を覚える速度がはやくなりますし、オリジナルのフレーズを考える際にもコードの知識は活きてきます。
気分転換になる
先程言ったようにベース単体で練習ばかりしていると、飽きてしまいます。
合間にギターの練習を挟むことで気分転換にもなりますしベース練習にもなるので一石二鳥です。
バンドをする上でも役に立つ
あなたがバンドをするようになった時にもギターが弾けるということはメリットになります。
バンドはそれぞれの楽器によって担う役割が違いますが、別の楽器のことを考えられるベーシストはバンドにとって重要です。
例えばギタリストの音作りに対して知識があるベーシストなら音域が被りにくいよう工夫して音作りができたり、ギターボーカルが弾きにくいメロディラインを代わりにベースが担うことができます。
作曲や編曲をする上でも役に立つ
作曲や編曲をする上で複数楽器を演奏できることはかなりの強みになります。
頭の中でそれぞれの楽器のパートをより具体的にイメージできるため、全体の構成を立てやすく、ギタリストに対して指示も出しやすいからです。
ベーシスト出身の音楽プロデューサーが多いのもこういった力が身につくからかもしれませんね。
まとめ
私自身も同時ではなく、ギターからベースへと転向しましたが、ギターを練習する上で身につけた知識があったからこそベースが上達したと感じています。
ベースとともにギターを練習することでうまれるシナジーは大きいので、皆さんもベースの練習に行き詰まっているなら是非ギターも合わせて練習してみてください。
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