こんにちはかさこです。
以前こちらの記事で、小説を読むことをおすすめしました。

しかし、普段から小説を読まない人は、「難しい話は眠くなる」「何から読んでいいかわからない」という方も多いと思います。
そんなかたでもバンドマンが主人公になっている小説ならば読みやすいのではないでしょうか。
というわけで今回はバンドが主役となっているおすすめの小説を3つ紹介したいと思います。
1、色即ぜねれいしょん/みうらじゅん
最初に紹介するのはテレビでもおなじみのみうらじゅんによる自伝的小説『色即ぜねれいしょん』です。
主人公は京都の仏教高校にかようロックに憧れながらも体育会系にもヤンキーにもなれないモテない文系高校生。
ある時フリーセックスの島があるという噂を聞き、出た旅の中での出会い、別れを通して成長していくひと夏の姿が描かれています。
高校生の男ならだれもが抱える悩み、葛藤にはきっと共感できると思います。
高校生にはもちろん大人になった人にこそ読んでもらいたい一冊です。
2009年には黒猫チェルシーのボーカル、渡辺大知主演で映画化もされています。
くるりの岸田繁や銀杏BOYZの峯田和伸も出演していますので音楽好きの方は必見です。
2、グミ・チョコレート・パイン/大槻ケンヂ
こちらは筋肉少女帯、大槻ケンヂによって書かれた3部作からなる長編小説です。
銀杏BOYZの『十七歳』という曲の中でも出て来ますのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
3部作と言われると文字の苦手な方はちょっと…となるかもしれませんが、読んでいくうちにどんどん作品に引き込まれ、3部作を読み終えるころにはもう終わってしまうという読後感に襲われること間違いありません。
ストーリーに関して書きたいことは山々なのですが、下ネタが多々あるため省略させていただきます。
読み終わった後自分もつい動きだしたくなるそんな1冊(3冊)です。
小説の表紙は銀杏BOYZのアルバムでもおなじみの江口寿史。こちらも2007年に映画化されています。
峯田和伸が30回のセックスよりも価値があると歌うほどの名作ですので、読まない選択肢はありませんよね。
フィッシュストーリー/伊坂幸太郎
今まで紹介した2つは高校生を主人公とした青春小説でしたが、こちらはプロのバンドが主人公。
小説は短編集となっていますが、それぞれが完全に独立しているわけではなく、どこかでリンクしていたりして見つけるとついニヤッとさせられます。
バンドの活動がメインにおかれているわけではなく、あるバンドの影響がまわりまわって別の誰かの人生を変える「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざの現代版ともいえる作品です。
表題作フィッシュストーリー以外の作品も謎解きのようなスッキリとした読後感で、普段本を読まない人でも比較的読みやすいと思いますのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私自身これらの作品がきっかけで読書をするようになりましたので、普段本を読まない人でもきっと気に入っていただけると思います。
お気に入りの小説を見つけてぜひバンド活動や私生活に生かしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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