こんにちはかさこです。
ギターがうまくなってくるとだんだん機材にもこだわりが出はじめますよね。
そろそろ2本目のギターが欲しいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方に向けて、セミアコースティックギターについて解説、そしておすすめのセミアコを紹介していきたいと思います!
セミアコースティックギターとは
セミアコースティックギターとは、エレキギターの一種ですが、ボディの芯の部分はソリッド(木が詰まっている)ですが、ボディ両側に空洞が設けられています。
芯の部分も空洞のものはフルアコースティックギター(フルアコ)と呼ばれ、セミアコはフルアコとソリッドギターのちょうど真ん中の位置づけにあります。
セミアコとフルアコをまとめて箱モノと呼ばれたりもします。
セミアコの特徴
ソリッドギターは共鳴部を持たないため、歪みを掛けてもハウリングしずらいです。
一方フルアコは共鳴部が大きいため温かみのある豊かな音が特徴的ですが、その特徴がゆえに歪みに弱くハウリングしやすいという欠点があります。
ソリッドギターとフルアコースティックギターのちょうど中間に位置するセミアコは両者のいいとこどりとも言え、歪みにもそこそこ耐えうり、フルアコほどではないにしろ温かみのある音が出せます。
使用されるジャンルもブルース、ロック、カントリー、ジャズなど幅広いミュージシャンに使用されています。
ロックバンドで使用している代表的なアーティストをいくつか挙げておくと、
シグネイチャーモデルも発売している横山健、ELLEGARDENの生方真一
ALの小山田壮平、以前紹介したまちぶせの野々山領、UlulUの大滝カヨも使用していました。
あこがれのギタリストの音に近い音を出したいなら楽器もできるだけ寄せたいですよね。
セミアコの代表的な機種
セミアコはいくつかのメーカーが出していますが、代表的なものをまとめておきましょう。
GIBSON/ES-335
セミアコ界のトップ、THEセミアコとも言うべきギターがGIBSONのES-335だと思います。
1958年商業用としてはじめて世に出たセミアコースティックギターでバイオリンのようなfホールが特徴的です。
代表的なアーティストにMr.335と愛称までつけられた、ラリーカールトンやB.B.キング、oasisのノエルギャラガー、先ほど挙げた生方真一などが使用しています。
ES-335のセンターブロックをなくしたホロウボディにP-90をのせたモデルES-330やビブラートユニットがついたES-355などの兄弟機種も発売されています。
また廉価版としてGIBSON傘下のエピフォンから「リヴィエラ」が発売されており、こちらも多くのアーティストに使用されています。
Gibson Memphis / 2018 ES-335 Heritage Cherry 【梅田店】
Epiphone LTD ES-335 Pro CH エレキギター 【エピフォン】
Gretsch
Gretschは以前紹介した漫画「BECK」の中で主人公コユキが「ホワイトファルコン」を使用することから目にしたことがある人も多いでしょう。
椎名林檎の歌詞にも出てくることでおなじみです。
このホワイトファルコンをはじめ、フルアコのモデルが有名なグレッチですが、近年セミアコモデルのギターにも力を入れています。
従来のフルアコは使用できるシーンが限られており、見た目が好みでも断念するユーザーも多かったかもしれませんが、セミアコのモデルでは、より幅広いジャンルで使用することができます。
世界一美しいとも言われるギター、高価ですが一度は手にとってみたいギターですよね
使用アーティストは横山健、チバユウスケ、浅井健一など
GRETSCH / Electromatic G5622T Center Block Double-Cut with Bigsby Walnut 【お取り寄せ商品】
Rickenbacker/300シリーズ
見た目のインパクトではグレッチにも劣らないリッケンバッカーもセミアコを語る上では欠かせません。
アメリカ発のメーカーで世界で初めてエレキギターを発明したことでも知られている歴史あるメーカーです。
ビートルズが使用したことで注目を集めました。
セミアコにしては硬めな音が特徴的でギターボーカルに使用者が多いです。
特徴的なルックスは年代ジャンル問わず様々なギタリストに愛され、今直多くのアーティストが使用しています。
Rickenbacker Model 360 Jetglo
まとめ
セミアコの特徴、メーカーについてまとめてみました。
音にも見た目にも特徴のあるセミアコは他のギタリストとは一味違う演出が可能です。
2本目3本目を検討中の方は是非手にとってみてはいかがでしょうか。



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