こんにちはかさこです。
バンド活動をする上で、バンド、ロックがテーマの漫画や小説、映画はモチベーションアップに繋がりますよね。
以前紹介したおすすめバンド小説の記事が人気でしたので、今回はバンドがテーマの漫画でオススメのものを定番からマイナーのものまで5つ紹介したいと思います!
あわせて読みたい

BECK(ベック)/ハロルド作石
最初に紹介するのは、累計発行部数1200万部を超える、言わずと知れたバンド漫画の金字塔『BECK』です。
あらすじ
退屈な日々を過ごす平凡な中学生の田中幸雄(コユキ)はある日ツギハギだらけの犬、ベックを助けたことから竜介と出会い、ロックの世界へ足を踏み入れていきます。
竜介をはじめ、多くの人との出会いの中で、音楽、恋、青春を経験し、成長していくコユキの姿にいつのまにか自分を重ねてのめり込んでいくこと間違いなしです。
ライブシーンの迫力も素晴らしく、バンドマンなら一度は読んでおきたい名作です。
日々ロック/榎屋克優
こちらの漫画も映画化等でご存知の方も多いでしょう、榎屋克優の日々ロックです。
あらすじ
勉強もスポーツできず、いじめられっこ、もちろん彼女もいない日々沼拓郎に唯一残っているのは「ロック」。
当初は全く評価されなかった彼がライバル達と切磋琢磨するなかでロックスターへと変貌していきます。
フライヤーに実在のインディーズバンドが出てきたり、実在するライブハウスをもじったものが出てくるなど随所に作者のロック愛が溢れています。
絵柄で敬遠するかたや序盤のギャグ色強い展開で読むのをやめてしまった方も、最後まで読んでもらうとすっかりハマっているはずです。
日々ロック コミック 1-6巻セット (ヤングジャンプコミックス)
ソラニン/浅野いにお
バンド漫画にはめずらしく、青年向けに書かれた社会人バンドが主役の作品です。
2010年には宮崎あおいが主演で映画化されています。
あらすじ
主人公は秋田から上京し、ただなんとなく仕事を続けているOL2年目の井上芽衣子。
芽衣子と大学時代から付き合っている種田成男は音楽への未練を捨てきれず、中途半端にバンドを続けているフリーター。
そんな退屈で閉塞的な生活に嫌気が差した芽衣子は勢いで会社を辞めてしまいます。
種田のパッとしない態度にも本気でバンドに向き合ってほしいと気持ちをぶつけます。
覚悟を決めた種田が作った新曲『ソラニン』があるレコード会社の目にとまりますが…
この漫画の特徴は実在するかと思うほどのキャラクターのリアリティです。
心理描写、生活描写ともに素晴らしく、背景に実在の写真を用いるなど漫画の表現もそれに沿うように活用されています。
王道のサクセスストーリーとは違いますが、全2巻でここまでのめり込ませる作品は作者のなせる技でしょう。
読み終えた後、暖かい気持ちになれること間違いありません。
バジーノイズ/むつき潤
次に紹介するのはむつき潤がビックコミックスピリッツで連載中の作品『バジーノイズ』です。
あらすじ
マンションの管理人をしながら、
『すきなもんいっこ、あればいい』とパソコンで趣味の音楽に触れる主人公清澄(キヨスミ)は、リアルな交流もSNSもしない閉じた世界の中でシンプルな生活を送っています。
しかし、マンション入居者のなかで唯一挨拶を交わすバンドマンに恋する潮(ウシオ)と関係を深める中で徐々にその生活を変える”ノイズ”が入り込み…
いいものは共有したいという潮と、閉じた世界の住人清澄との交流から「現代」を切り出した今読みたい漫画となっています。
画力が高いというわけではありませんが、魅力ある絵とシンプルなコマ割りが、漫画の内容と相まって続きが気になる作品です。
青春とか熱血とか努力みたいなものに対して冷めた目で見てしまいがちな現代人をうまく切り取られており、心理描写にはついうまいなぁと感嘆してしまいます。
今までのバンド、ロックの漫画がいまいちハマらなかったというかたにこそ是非読んでほしいです。
バジーノイズ (1) (ビッグコミックス)
ウッドストック/浅田有皆
最後に紹介するのは浅田有皆の漫画『ウッドストック』です。
あらすじ
舞台は現代日本、インターネット上でのみ活動する顔も正体も不明のバンド『チャーリー』が、音楽シーンで話題を呼びます。
その正体は実在する伝説のロックフェス『ウッドストック・フェスティバル』に憧れる運送会社ではたらく一人の青年、成瀬 楽の作った架空バンドだったのです。
そんな中で出会ったライブハウスの店長、椎奈、同じ運送会社ではたらく町田達と共に『チャーリー』としてステージに立つことになり…
漫画の帯にはMONGOL800からマーティフリードマン、神聖かまってちゃんまで有名アーティストがコメントを寄せており、作中にも実在するアーティストやライブハウスが多数登場しています。
バンドマンが音楽がテーマの漫画を読むとツッコミどころが多く、納得できないことがあったりしますが、この漫画は派手な展開ながらも説得力を持ち合わせていると思います。
実際にバンドをやっている人のほうが、より楽しめると思いますので是非読んでみてください!
まとめ
バンド、ロックがテーマの漫画を5つ紹介しましたが、気になった作品はありましたか?
画像のリンクからamazonに飛べますので、興味がある作品は是非手にとってみてください。
漫画を読んでバンド活動のモチベーションも上げていきましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



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