集客方法を見直すだけで、バンドの人気を劇的に上げる方法

バンド向け記事

こんにちはかさこです。

みなさんバンドのお客さんをどこから集めていますか?

多くの場合はTwitterをはじめとするSNSや対バン相手のお客さんから流入を狙うのが多いと思います。

しかし、自分たちのお客さんがどこからバンドを知ってどういうプロセスでライブに足を運んでくれたか、正確に把握しているバンドは少ないのではないでしょうか。

今回はそんなお客さんの流れについて正確に把握し、見直すことでバンドの集客が劇的に改善する方法をお話しします。

カスタマージャーニーマップを作ろう

企業はお客さん(カスタマー)がどのように自社の製品やサービスを知り、どういう経路でそれらを購入するかという流れを図にまとめることでそれを把握します。

この図のことをカスタマージャーニーマップといいます。

google画像検索でカスタマージャーニーの例を見てみてください。それではカスタマージャーニーの作り方を順番に説明していきます。

ペルソナを作る

以前も集客を劇的に伸ばす方法!ノルマ代から卒業しよう

こちらの記事で紹介させていただきましたが、自分のお客さんとなる人を年齢や性別、趣味嗜好まで具体的に決めて作り上げる仮想の人物をペルソナといいます。

今回はこのペルソナがどのようにバンドのライブへと繋がるか、その時の心情や行動を具体的に考えてみます。

何からバンドを知ったか

ペルソナがまず何からバンドを知ったか決めるために、あなたのバンドの集客方法を見直してみましょう。

Twitterの宣伝から、YouTubeの動画から、知人の紹介からなど思いつく限りあげてみてください。また、その時のペルソナがどういうバンドを探していたか、知った時どんな気持ちだったか、明確に考えてみてください。

もしかするとこの段階で、あなたのバンドの集客手段が意外と少ないことに気がつくかもしれません。

知ってからどう行動したか

バンドに興味をもってすぐ、そのライブに行ってみようと思う人は少ないと思います。

そのバンドがどこで、どれくらいの頻度でどんな音楽をしているかあらゆる手段で調べると思います。

例えばホームページにアクセスしてみる、Twitterアカウントを検索する、SoundCloudで聴いてみる、知人に尋ねる等ここもできるだけあげてみてください。また、その時の心情や行動も出来るだけ詳細に仮定してください。

この段階で見えてくるのはバンドを知るきっかけになる手段とバンドを調べる手段をくるくる行ったり来たりすることです。

言い換えればホームページやTwitter、YouTubeといった複数のコンテンツが一度に行き来出来るよう管理されているかどうかで集客につながるか否かが大きく分かれてきます。

ライブに行く決め手となったことは何か

最後はライブに行く決め手となった動機は何か、これも同じように具体的に心情や行動を仮定して考えてください。

まったく知らないバンドのライブに行くというのは意外に緊張したりするものです。

その時、例えば友人に誘われたり、SNSの口コミが良かったりするとライブに行く後押しとなります。

逆に何がライブに行くことを諦めた障壁となったのかも考えることも重要です。

家から遠い、チケットが高い、コミュ障等人によって様々です。そういった障壁を取り除くためにはどうすれば良いかまで考えると、あなたのバンドがどうするべきかまで見えてきます。

リピーターとなる要因

一度ライブに来てくれたお客さんがリピーターになることが集客を増加させる上で一番重要です。

マーケティングの法則で1:5の法則というものがあります。これは新しいお客さんを呼ぶことはリピーターのお客さんを呼ぶことに比べて5倍のコスト(時間やお金、労力)が掛かるという法則です。

カスタマージャーニーマップを作る上でもどういったお客さんがどういった要因でリピーターとなってくれるか詳しく考えることが大切になります。

ここまでの流れをフロー図で可視化できればカスタマージャーニーマップの完成です。

まとめ

実際にカスタマージャーニーマップを作らなくてもこれらのことを順番に見返すだけでバンドが集客を増やす上でやるべきことが見えてきたと思います。

バンドがお客さんに合わせて商品(曲やライブ)を変えることはすべきではないので、お客さんの流れを見直すことはかなり重要になります。

集客に悩んでいる方は是非取り入れてみてください。

私はこちらの本を読んで勉強しました。

はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ(MarkeZine BOOKS) 「顧客視点」で考えるビジネスの課題と可能性

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