初心者が抑えておきたいドラムスティックの選び方とおすすめ

初心者向け記事

こんにちはかさこです。

ドラムをはじめてみたい!と思い立った方がまず購入を検討するのはドラムスティックだと思います。

楽器店や通販で調べてみると、いろんな種類があって、初心者の方には何が違うのか、どれを買えばいいのかよくわかりませんよね。

今回はそんな方に向けて、ドラムスティックを選ぶ上で知っておくといい知識と、おすすめのドラムスティックを紹介したいと思います。

ドラムスティックの種類

ドラムスティックを選ぶ上で、見てもらいたいのは長さと太さ素材そして重心です。

ドラムスティックの長さと太さ

ドラムスティックに画一で標準とされる長さや太さはありません。

メーカーによって少しずつ、違いがあります。

そのかわりに各メーカーが標準としているサイズは5Aという型番がつけられています。

同じ5Aでもメーカーごとに少しずつバラつきはあります(径14mm程度、長さ400mm程度)が、基本的に5Aのものを選べば大きく失敗することはありません。

ちなみに5Bは5Aに比べひと回り大きく、7Aは小さめになります。

手の小さい方や力が弱い方は7Aもおすすめです。

大きくなればその分パワフルな演奏が出来ますので、激しい演奏ができますが、

初心者の方が無理に大きいものを使うと必要以上に力んでしまう癖に繋がりますので、

スタンダードな5Aから練習することをおすすめします。

ドラムスティックの素材

多く見かけるドラムスティックの素材は木材だと思いますがそれ以外にも、カーボンや金属製のものもあります。

木材の中にも木の種類がいくつかあり、

メイプル、ヒッコリー、オークの三種類が主に用いられます。

メイプルが軽く、柔らかい、オークは重くて硬い、ヒッコリーはその中間に位置します。

軽くて柔らかいほど細かい演奏がしやすいですが、折れやすいです。

重くて硬いほど、折れづらく力強い演奏ができますが、細かいニュアンスは出しづらくなります。

ドラムスティックは柔らかいほうが叩きやすいですが、

消耗品ですので、初心者の方が思いっきり練習するには折れやすいメイプルよりも、ヒッコリーのほうが経済的にもおすすめです。

慣れてきたら自分が求める演奏スタイルに合わせていろいろ試してみるのもいいですね。

ドラムスティックの重心

ドラムスティックは基本的に先に行くほど細くなっていますから、

重心は後ろのほうにあります。

ただものによっては、先端まで太さが変わらないタイプなど、重心が先に近いものもあります。

初心者の方は重心が先に近いものを使うと、ドラムの力加減の調節が身につきづらいためあまりおすすめしません。

チップの形状

ドラムスティックの先端の膨らんでいるところをチップといいます。

チップの形状も様々ありますが、初心者の方は丸型のものがおすすめです。

角度によって音が変わりづらいため、ストロークが安定しやすいです。

おすすめのドラムスティック

ここからは上記のことを踏まえて、おすすめのドラムスティックを紹介していきます。

VIC FIRTH 5A

まずおすすめするのがVIC FIRTHのドラムスティックです。

ヒッコリーを素材として標準的なサイズの5Aですので、初心者からプロまでどんな人でも使いやすいです。

高い技術力を持ったメーカーで、安価ですが個体差が少ないため、選び方がよくわからない初心者の方でも安心して使用できます。


VIC FIRTH AMERICAN CLASSIC (Hickory)
ドラムスティック VIC-5A

PEARL 110HC

お次に紹介するのが、ドラムのメーカーでもお馴染みのパールです。

著名なアーティストにも多くユーザーがおり、高い品質を誇る老舗メーカーです。

110HCは5Aと比べ、少し短くなっており、女性や手の小さい方にも使いやすいモデルです。


Pearl
パール ドラムスティック 110HC

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