こんにちはかさこです。
バンドマンの皆様はライブのときどのような服装で出演しているでしょうか。
こだわって統一しているバンドもあれば、コスプレ、オリジナルのバンTまで様々だと思います。
中には普段の服装と同じという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回はバンドマンの服装の重要性についてお話ししたいと思います。
人は見た目が9割
バンドマンは音楽を売りにしているのだから見た目なんて気にしない!
なんて意見もあるでしょうが、まずは興味を持ってもらわなければ音楽を聴いてすらもらえません。
2005年に竹内一郎の『人は見た目が9割』という本が流行ったのをご存知でしょうか。
内容を知らない方に簡単に説明させていただくと、タイトルの『人は見た目が9割』というのは初対面の人を何で判断するかを明らかにした『メラビアンの法則』に基づいています。
メラビアンの法則とは心理学者のアルバートメラビアンが提唱した法則で、
人が誰かと出会ったときに視覚情報(顔や服装、髪型など)、聴覚情報(話し方、トーン)、言語情報(話の内容)のうち、どれを重視するかを調べました。
その結果、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、話の中身である言語情報はわずか7%となりました。
つまり、その人がどんな事を言っているよりも、その人がどんな格好で、どんな話し方をするかの方が重要視されるということです。
視覚情報55%と聴覚情報38%を足して93%であることを根拠に『人は見た目が9割』と主張しています。
今回はバンドマンの服装がテーマですのであなたの印象の55%を左右すると考えれば、いかに服装が重要かは理解できますよね。
ではどんな服装をすれば良いのか、以下でお話ししたいと思います。
どう見せたいか、どう見られたいか
売れているバンドをジャンルごとに分けるとある程度服装もそれぞれで違ってきますよね。
ビジュアル系なんかはわかりやすいですが、他にもメロコア系ならオーバーサイズのTシャツにいわゆるディキパン(Dickiesのハーフパンツ)、オールドパンク系なら革ジャンにDr.Martensなどがあります。
大抵そのジャンルの先駆者であるアーティストが好んで着ていたものが、そのままフォロワーに受け継がれる形で定着しているのではないでしょうか。
ですので、ステージ衣装に迷ったときは自分が好きなアーティスト、あるいはジャンルが近いアーティストのファッションを真似することが、どんな音楽をするのかアピールしやすいと思います。
ここからは服装が特徴的なアーティストを紹介していくので、参考にしてみてください。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
90年代に活躍し、多くのアーティストからも支持を得るミッシェルガンエレファントは黒系のファッションを主に着用していました。
中でも『洋服の並木』オーダーメイドのモッズスーツは彼らを象徴していると思います。
『洋服の並木』は安価でモッズスーツを製作しており、在日ファンクの浜野謙太やスカパラ、氣志團、サンドウィッチマンなど多くのアーティストや芸人が着用しています。
ステージ衣装をバチっと決めたいという方は是非チェックしてみてください。
RAMONES
お次はニューヨーク・パンクシーンに大きな影響を与えたバンド、ラモーンズです。
長髪、ライダースに細身のリーバイス、コンバースのスニーカーというファッションはパンクロック好きなら一度は真似したことがあるかもしれません。
シンプルですが、ステージ映えは抜群ですし、一目でパンクロックだとわかりやすいスタイルです。
ブルーハーツなど日本のパンクバンドも彼らに影響を受けたファッションをしていますね。
NIRVANA
お次もファッション業界に大きな影響を与えたバンド、NIRVANAです。
ボーカルのカートコバーンはダメージジーンズや擦り切れたネルシャツ、カーディガンなどみすぼらしい服を好んで着ました。
それまで流行していたメタル・ハードロックシーンが派手な格好を好んで着用していた中で、グランジ(薄汚れた)ファッションで登場したことで、逆に印象的となりシーンを一気に塗り替えました。
ファッションが与える影響が音楽と切っても切り離せないという1つの例と言えるのではないでしょうか。
まとめ
バンドマンの服装・ステージ衣装についてお話しさせていただきました。
あなたを一番表現できるファッションは何か考えることもステージングの重要なポイントです。
うまく生かしてみてくださいね。



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