誰のために音楽をするのか。評論家の意見は当てにならない

バンド向け記事

こんにちはかさこです。

バンドをしていると自分たちを評価する声ってどうしても気になりますよね。

ファンの声はもちろん、アンチや評論家まで様々な意見が飛び交います。

その中でも、客観を気取った評論家の意見というのは結構な影響力を持ちます。

当ブログでもおすすめの音楽を紹介しているので、こういうことを言うのもなんなのですが、

評論家の意見はあまり真に受けてはいけないというお話をしたいと思います。

評論家も一意見にすぎない

映画でも音楽でもグルメでも評論家と呼ばれる人達がいます。

たしかに彼らは人よりも多くそれらに触れ、客観的を装ったそれっぽい理論を展開します。

彼らの声は大きい分、気にしてしまう部分もあるかもしれません。

しかし、多少的を射た意見もあるでしょうが、彼らもあくまで一個人の意見に過ぎないのです。

そういった意見を取り入れるにしても歯向かうにしてもあまり過度に影響を受けてしまうと、芯がブレてしまいかねません。

あなたの音楽は評論家に向けて鳴らしているわけではありませんよね。

人気者にアンチは付き物です

アンチもまた同じです。

そこそこ人気になれば、ファンも増えると同時にアンチも出現します。

匿名の掲示板などは特に、発言に関して責任が少ないため過激な発言も見られます。

アンチの意見に過剰に反応してしまうと、音楽どころかバンドの人気自体が低下しかねません。

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時に参考になる意見はあるかもしれませんが、基本は相手にしないことが得策です。

ファンの声よりも傾向を見よう

評論家やアンチの意見はあまり当てになりません。

だからといってファンの意見を反映させすぎるのもいいことだけとは言えません。

古くからのファンが「最近変わった」「昔の方が良かった」などと言うことがありますが、バンドは変化していって当然です。

それに伴ってファン層も徐々に移り変わっていきます。

古くからのファンの意見に固執しすぎて、新規ファンが離れてしまっては元も子もありません。

必要なのはファンの傾向を知ることです。

ファンを新規と既存、年齢層、購買率、エンゲージメント(結びつきの強さ)などいろいろな切り口で分け、分析することが

今後の展望を予測する1つの手段になります。

スピッツをはじめ、長く売れているバンドはこういったファンの傾向をうまく分析しており、

定期的な新規ファンを獲得しているため、長い間第一線で活躍できています。

まとめ

今回はバンドを評価する声と正しく付き合う方法についてお話しさせていただきました。

周囲の意見からあなたの音楽を変える必要はありません。

中心に音楽を据えてどういった層にアプローチすべきかという思考を持ちましょう。

あなたはまずあなた自身のために音楽をしましょう。

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