本気で売れたいバンドマンが知っておきたい集客、マーケティングのお話

バンド向け記事

こんにちはかさこです。

先日あるお笑いのライブにいってきました。

駆け出しのお笑い芸人も、バンドマンと同じでチケットノルマがあり、劇場前で芸人みずからチケットを売っていました。

ライブ終了後もファンと写真を撮ったり握手したりと積極的に交流していました。

そこで私が感じたのは「芸人に比べてバンドマンは集客、営業をしていない」ということです。

そこで今回はバンドマンが売れるために知っておくべき「集客、営業」のお話しをしたいと思います。

集客がいかに大変か知らなければ売れるはずがない

お笑いの話を続けますが、吉本∞ホールのキャパが300人くらいだそうで、

このキャパを埋められるのは「ミキ」や「和牛」といったテレビでも見かける芸人クラスでないと難しいそうです。

キャパ300というとちょっと大きめのライブハウスくらいです。

このクラスの芸人よりも名前が知られているバンドがいくつあるでしょうか。

ライブハウスを満員にすることがいかに難しいかイメージしていただけると思います。

芸人は吉本をはじめ、事務所に所属していますので、芸人どうし縦の繋がりがあり、先輩芸人の前説などで新人でも多くの人の目にとまるチャンスがあります。

それに比べてバンドマンが縦の繋がりを作るのは難易度が高いです。

にも関わらず芸人ほど集客や営業の努力をしているバンドマンはほとんどいません。

売れたいけど具体的に何をすれば良いかわからないという方も多いと思いますので以下で詳しくお話ししていきます。

集客のプロセス

バンドや芸人だけでなく、企業においても集客のプロセスは同じで、

多くの人に知ってもらう

ライブに来てもらう

↓ ↑

ファンになってもらう

このような流れになります。

集客を増やしたいならこのすべてのプロセスに働きかける必要があります。

さらに詳しく解説していきます。

多くの人に知ってもらう

そもそもバンドの存在、どういったバンドなのか知ってもらわなければライブに来てもらうことはできません。

多くの人に知ってもらおうとSNSやYouTubeに動画をあげたり、宣伝しているバンドも多いと思います。

しかし、実際にそこからライブに足を運んでくれたお客さんはいたでしょうか。

SNSやYouTubeはたしかに手軽にに宣伝することができますが、そもそも興味がなければそれらを見ることもありません。

そこからライブへ繋げるにはそれなりに工夫しなければ難しいです。

ですので新しいアーティストを探しているなど、興味を持ってくれている層に向けてアプローチする必要があります。

たとえば、オーディションやコンテストに出場することです。

賞が貰えれば注目されるのはもちろんですが、

オーディションやコンテストでは音源によるリスナーの投票審査を設けているものが多く、興味のある人に聴いてもらえる可能性が高いです。

↓の記事で詳しく解説していますのでそちらもご覧ください。

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YouTubeの広告を活用するのも一つの手です。

YouTubeの広告は本編動画前に流れる15秒程度の動画のイメージが強いかもしれませんが、オススメは関連動画と検索結果に表示される広告です。

動画広告にくらべ安価で、広告を出す関連動画や検索ワードはある程度指定することが出来るため、ある程度興味のある層にのみ宣伝することができます。

『ズーカラデル』というバンドはこの広告枠をうまく活用したことで認知度をかなり高めた一つの例です。

ただ再生されやすいサムネイルやタイトルなど工夫がなければ効果は高まりません。

キャッチコピーやサムネイルの傾向については過去に記事にしていますのでうまく活用してみてください。

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ライブに来てもらう

いくら多くの人に知ってもらえてもライブに来てもらわなければ意味がありません。

たとえばホームページなどで常にライブ情報を更新したり、予約フォームから気軽に予約できるようになっていますか。

せっかく興味を持ってくれたのにどこでライブをしているのか、連絡手段がわからなければそのチャンスを逃してしまいます。

ホームページを持っていなければまず作っておきましょう。

無料で本格的なホームページを作る方法を下の記事で解説していますので、下のリンクからご覧ください。

【無料】バンドのホームページを作る方法【簡単】
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ネット上だけでなく、実際の営業活動も重要です。

ライブ終了後に積極的にお客さんと交流していますか?

ライブに興味を持ってくれたお客さんとは積極的に交流して、次のライブ情報を伝えましょう。

ファンになってもらう

最後はファンになってくれる人を増やすことです。

新しいお客さんにライブへ来てもらうのと、一度でもライブへ来てくれたことがある人にもう一度来てもらうのではどちらが難しいと思いますか?

答えは明確ですよね。新しいお客さんを呼ぶほうがずっと難しいです。

企業でも同じで、新規顧客獲得よりも既存顧客のエンゲージメント(信頼関係の構築)を高めるほうが、コストも安く安定して集客できます。

ポイントカードや会員割引などはそういった既存顧客を確保する仕組みとしてわかりやすい例だと思います。

また、根強いファンの方は積極的に周囲の人に宣伝してくれますので、口コミを通して新たなファンを獲得することにも繋がります。

ファン化する上では当然他のバンドにはない魅力が必要です。

しかし、突出した演奏力、パフォーマンス、ルックスなどは一朝一夕で身につくものではありません。

では何を魅力として発信すべきか

それはあなた自身の人間性、パーソナリティあるいはバンド性です。

世の中に同じ人間はひとりとしていませんし、同じバンドはひとつとしてありません。

あなた自身の考えや価値観、性格に魅力を感じる人は必ずいます。

冒頭に書いたお笑い芸人は積極的に交流することによって人としての魅力を伝えることでファンを獲得しています。

バンドマンでもそういった交流をしている人は当然いるでしょうが、芸人と同じレベルで行なっている人はほとんどいないでしょう。

現在はTwitter等のSNSやライブ配信が容易になったことで、より発信することが容易にできます。

そういったものもあわせて人間性を発信することはファンを獲得する一番の近道ではないでしょうか。

まとめ

集客、営業について実践方法の例もあわせて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

当ブログでは他にも集客に関する記事を書いていますのでそちらもチェックしてみてくださいね

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