今日はかさこです。
今回は以前コラムの中で少しだけお話しした錯覚資産のお話をシェアしたいと思います。
関連記事→バンドじゃ飯は食えない!?音楽業界の未来について考える
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっているという本の中で解説された錯覚資産という考え方はバンドでも活かせると思いお話しさせて頂きます。
錯覚資産とは
私が解説するよりも著者のふろむださんが途中まで本の中身を無料で公開しているのでまずはそちらをご覧ください
続きが気になった方は是非ポチッてください。
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている [ ふろむだ ]
バンドで錯覚資産を活かすには?
ここからが本題です。
錯覚資産について理解したけど特にイケメンでもない、成功体験もないといった強みのないバンドはどうすればいいの?
という疑問が当然出てくると思いますのでそれらに回答していきたいとおもいます。
サブカル市場の異質性
バンド、特にロックはサブカルチャー、カウンターカルチャーつまりメインカルチャーから外れたほうに進んでいるものが評価される市場です。
戦略の立て方次第でブサイクや貧乏、ルサンチマンも強みとして評価されることが可能であり、錯覚資産となり得ます
デブが歌うサンボマスターも、成り上がりの矢沢永吉もルサンチマンを歌うキュウソネコカミや岡崎体育もそれらを強みに変えることで成功したと言えます。
成功実績は簡単に作れます
Youtubeで個人アカウントの広告を見たことがあるかたもいらっしゃるかもしれません。
Youtubeを運営するgoogleは検索した動画に近い広告を掲載します。検索ソートに出るパターンや動画広告としてなど様々な方法がありますが、広告を打てば少なからず再生回数が伸びます。
例えば広告によって1つの動画が5万回再生されたとします。5万回再生されればインディーズバンドとしてはかなり上位となるので、それはもう充分な成功実績であり、錯覚資産と呼べます。
他にもCDを1円で100人に売ったらそれは手売りでCD100枚販売した実績になるのです。
その他演奏に自信があるなら賞レースに参加し◯位という順位がつけばそれも錯覚資産です。
錯覚資産の使い方
一度錯覚資産を作ってしまえばそれを肩書きにすればいいのです。
Youtubeで五万回再生された代表曲が入ったCDとキャッチコピーを打てばバンドワゴン効果によって手にとって見る人も増えるでしょう。
バンドワゴン効果とは人気のあるものに人は集まるという心理的効果です。
行列のできるラーメンには行ってみたくなる心理がこれです。
まとめ
錯覚資産について理解していても最初の強みを生み出せず諦めてしまう人も多いです。
いまはYoutubeなど広告によって数字を増やすことは簡単できる時代ですので、利用しない手はないです。
最初は錯覚資産に実力がついていかないかもしれません。
しかし、本のなかで述べられていたとおり、人気になればより人気のバンドと対バンできるようになる、大きいライブハウスでライブできるようになるなど経験値をどんどん稼ぐことができるのですぐに実力もついてきます。
今回は錯覚資産をバンドへ応用する話をさせていただきました!
少しでもお役に立てると幸いです。
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている [ ふろむだ ]
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