こんにちはかさこです。
ギターやベースを弾いていると腕や指の筋肉がすぐに疲れてきたり、コードをしっかり押さえられないという悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
そうなると「筋肉がないから」「握力がないから」と弾くのを諦めてしまう方もいるかもしれません。
というわけで今回はそんなかたに向けて「ギター、ベースと筋肉」についてのお話をしたいと思います。
ギター、ベース演奏に筋肉は必要?
結論から言ってしまうとギターやベースの演奏に筋力はそこまで必要ではありません。
ではなぜ初心者の方の多くが筋力が足りないと感じてしまうのか。
それは、演奏の際に無駄な力が入ってしまっているからです。
ギターやベースの弦を押さえる動きは普段あまり行わない動作であるため、慣れていない方にとってはどうしても不自然な形であるため、意識していなくても力が入ってしまいます。
さらに綺麗に音がならないと、「しっかり抑えられていないからだ」と余計に力が入ってしまいます。
その結果腕や指の筋肉に疲れが出てしまうのです。
弦を押さえるコツ
そういった方も弦を押さえるコツを知っておくだけで楽に押さえられるようになります。
ここからはいくつかポイントを絞って紹介します。
指の先で押さえる
弦を押さえる際に初心者の方は指の腹の部分で押さえてしまっていることが多いです。
指の腹は肉が多いので弦をしっかり押さえることができません。
それにくらべ、指の先は肉が薄く骨の硬さで押さえることが出来ますので、不要な力を減らすことができます。
フレットの端を押さえる
こちらも勘違いされている方が多いかもしれません。
たとえばCのコードを弾く際画像のようにフレット間の真ん中を押さえようとしていませんか?
ギターやベースはブリッジからフレットまでの弦が振動することで音が鳴っていますので、弦がフレットに接していなければ綺麗な音はなりません。
押さえる位置がフレットから遠くなるとその分抑える力が必要になってしまいますので下の画像のように、フレットのすぐそばを押さえると楽に押さえることができます。
バレーコードは指の側面で押さえる
ついついうまく鳴らせずに力が入ってしまうのがバレーコードではないでしょうか。
バレーコードとは、FやBのように一本の指で複数の弦を押さえるコードです。
バレーコードでついつい力が入ってしまう方の多くはひとつ目に紹介したのと同様指の腹で弦を押さえてしまっていることにあります。
触ってもらえば分かると思いますが、腹にくらべ指の側面は肉が薄く骨の感じが分かると思います。
バレーコードを押さえる際にはこの指の側面を使って押さえてみてください。
Fコードを押さえるコツは以前にも記事にしていますので、詳しく知りたい方はそちらもごらんください。

ラクに押さえる改善方法
手の小さい女性や子供はそれでも難しいという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方に向けてここからはラクに押さえられる改善方法をお教えします。
細い弦に張り替える
細い弦に張り替えることで、少し楽に押さえられるようになります。
シンガーソングライターのmiwaなどはかなり細い弦を使っています。
弦の種類やおすすめは以前記事にまとめましたので、気になるかたはそちらをチェックしてみてください。
https://dontstoprocknroll.site/genrecommend/
弦高を下げる
買ったばかりの状態で弾きづらい場合弦高を下げてみると、押さえやすくなることがあります。弦高とはフレットから弦までの高さのことをいいます。
弦高の変え方はメーカーやギター、ベースの種類によって異なりますので、各自調べてみてください。
注意点として弦高を下げすぎると、弦がビビる原因になったり、弦高が各弦でバラバラになると弾きづらさの原因になります。
ですのでしっかり調べてから行いましょう。
不安な方は楽器屋さんでも行ってくれます。
多少お金はかかりますが、やり方を教わりながらしてもらうのも勉強になりますよ。
ネックの細いギター、ベースに変える
手の小さい方がネックの太いギターやベースを使うと押さえづらいということがあります。せっかく買ったのに新しく買い換えるというのはもったいないので究極の方法かもしれませんが、
人からもらったり、借りたりしている場合にはこの際に自分にあったギター、ベースを購入してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ギター、ベースと筋肉についてお話しさせて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
せっかくはじめた楽器ですので、今回紹介したことを頭に入れて諦めず練習してみてください。
弾けるようになった喜びは格別ですよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント