こんにちはかさこです。
バンドを組んだらいよいよライブに出演したいですよね。
バーや路上ライブという選択肢もありますが、多くの方はライブハウスからスタートだと思います。
でも、ライブハウスの選び方がわからない。そもそもどんなシステムなのか知りたいという方に向けて今回はライブハウスについての情報をシェアしたいと思います。
ライブハウスの選び方
ライブハウスはV系御用達のライブハウスや、弾き語りライブが中心で小さめのライブハウス、初心者や高校生向けのイベントを多く行っている、コピーバンド不可などライブハウスごとにそれぞれジャンルや方向性、キャパ(お客さんの収容人数)によって特徴があります。
ライブハウスを選ぶ際は自分たちがどんな曲を演奏するのか、まずは初心者向けのイベントに出たいなど方向性を決め、それにあったライブハウスを選びましょう。
下のサイトでは全国のライブハウスの口コミが見られますので是非参考にしてみてください。
「ライブハウスレビューサイト作ったんだけど、何か口コミある?」
ライブハウスに出演するには
ライブハウスに出演する形態は2つあり、ライブハウス側が主催で5つか6つくらいのバンドを集めライブをするブッキングライブと
バンドが主催者となり、ライブハウスを貸し切って出演者をあつめライブをする貸し切りライブがあります。CDリリースなどのタイミングで行われることが多いです。
初心者の多くはライブハウスを貸し切れるほどお客さんを呼べませんし、声をかけられるバンドもいないと思いますので、ブッキングライブに出ることになると思います。
ブッキングライブはそのイベントごとにテーマが設定されていることが多く、似たようなジャンルや世代で対バン(一緒のイベントに出ること)出来ることも多いです。
ライブハウスに出演するにはまずライブハウスのブッキング担当の方に電話やTwitterでアポをとりましょう。
ライブハウスによってはデモテープといって、CDやYouTubeなどの音源(きちんとレコーディングしたものがなければ、練習を録音でも構いません。)で審査されることがあります。
初めてのライブであることを説明すれば、チケット代が安かったり、初心者バンドを集めたイベントにブッキングしてもらえることが多いので、緊張せずに伝えましょう。
ライブハウスのシステム
ブッキングライブの多くはノルマ制を採用しています。ノルマ制とはライブハウスからチケットをあなたのバンドが買い取り、お客さんが来るとその代金が引かれるという仕組みです。
たとえばノルマがチケット1500円を10枚だとします。1人もお客さんを呼ばなければ当然1万5千円ライブハウスに支払わなければいけません。もしあなたのバンドが4人お客さんを呼ぶと1500×4で6000円が15000円から引かれ残りの9000円を支払います。
ノルマ以上にお客さんが来た場合はライブハウスによって一枚売るごとに50%バック、100%バックなどと決められています。
先程の例で12枚チケットが売れたとすると50%バックなら1500円、100%バックなら3000円ライブハウスから支払われます。
高校生や初心者向けのイベントだとノルマ代が安く設定されていたりするので、そういったことを確認することもライブハウスを選ぶ上で重要ですね。
ライブハウスはいろいろ出るべき?一つに絞るべき?
これはバンドによって考え方が違うかもしれませんが、基本的に本拠地となるライブハウスを一つ決めておいたほうが良いです。
特定のライブハウスと仲良くなると、有名なバンドが出演する際のオープニングアクト(前座)として呼んでもらえたり、ノルマ代を下げてもらえたりすることもあります。
またブッキング担当の方がアドバイスをくれるので、1つのライブハウスに固定することはメリットが多いです。
ただ、正直ライブハウスによっては穴埋めのために無理矢理ジャンルの違うバンドと対バンさせられたり、ブッキング担当の方と意見が合わないということもあります。
ですので、ココだと思うライブハウスに出会うまではいろいろなライブハウスに出演してみることをオススメします。
まとめ
ライブハウスはそれぞれに特徴や傾向がありますので自分に合ったライブハウスを探してみましょう。
最初は安い初心者向けのイベントで経験を積むことも大切ですが、バンドとして有名になりたいなら多少ノルマは高くてもプロを多く輩出している名門のライブハウスに出演することを目標にしましょう。
そういったライブハウスは出演するバンドのレベルも高く、切磋琢磨することができますし、そういった人達と仲良くなるとそのバンドの主催イベントに呼んでもらえたりするので、多くの方に知ってもらえるきっかけになります。
初ライブが良いライブとなることを祈っています!
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