演奏よりも重要?!ライブMC格段にうまくなる方法

バンド向け記事

こんにちはかさこです。

今回はライブMCが苦手でグダってしまう、もっと上手になりたいという方に向けて簡単に上達する方法をシェアしたいと思います。

へたなMCならしないほうがいい

いざライブをするとなったときにライブMCで話す内容にこまってしまうことってありますよね

初心者バンドも多く観てきましたが、バンド名です→メンバーの自己紹介→皆さん盛り上がっていきましょう!のパターンの多いこと多いこと。笑

自己紹介も「初めてですので緊張してます」とか「下手くそですが暖かい目で~」とかマイナスなプロモーションばかりでそれでは盛り上がるはずもありません。それ3人や4人同じような内容を繰り返すばかりで盛り上がるどころかグダグダでお客さんは離れていってしまうばかりです。

商品の悪いところを伝えられて買おうと思いますか?それと同じことです。お客さんは時間やお金を割いて見てくれるということを忘れないでください

またたいしてファンもいないのに大物アーティストのような熱いMCをするパターン。

どんなにいいことを言っていても売れてないアーティストでは響きもしませんし、冷めるだけです。以前ハロー効果について説明しましたが、人気のある人がしゃべる内容と同じ内容でも売れてるバンドと売れてないバンドでは聞こえ方が全然違います。

ハロー効果についてはこちらの本に詳しく書かれています


人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている [ ふろむだ ]

ブッキングライブでは基本的に4~6組程度のバンドが出演する中で初心者バンドならばあなたたちはおそらく一番演奏が下手くそでしょう。

それに加えてMCまで下手くそではお客さんはさっさと終わらないかなーと思うだけです。

はっきりいってしまえばへたくそなMCをするぐらいならバンド名だけ言って演奏のみし続けるほうがよっぽどましです。

最初が肝心!MCで心を掴めなければ演奏は聞いてもらえない

演奏の上手なバンドや名前の聞いたことのあるバンドは少し聞いてみようと思いますが、無名のバンドや下手くそなバンドは休憩時間としか思いません。

それでも聞いてもらうには最初のMCで心を掴めるかがどれほど重要かわかってもらえると思います。

曲のよさが商品のよさだとすればMCのうまさは営業、広告のうまさです。いくらいい商品をつくろうが認知してもらわなければ売れようがありません。

それではどうすれば演奏を聴いてもらえるか、コツや例を紹介していきます!

MCを改善するコツ

だらだら話さない

お客さんの目線にたって考えましょう。

ライブにいくのは曲を聴きにいくのです。あなたのうまくも無いしゃべりを聞きにきているわけではありません。いいたい事は簡潔に伝えましょう。

お客さんにメリットを与える

お客さんがライブを見る目的ってなんでしょう。

ライブを観るということは手段であって目的ではありません。ライブを観て感動したい、笑いたい、人と共感したいなど人によって様々ですが、あなたのライブを見ることによってどんなメリットがあるのか伝えましょう。

ただ直接めっちゃ感動するんでみて下さい!と伝えてもその根拠がありませんのでお客さんにこのバンドは良さそうだぞと思わせる動機を与えましょう。

興味を持つMCの例

ここからは私個人の例ですので各バンド・個人の雰囲気に合う合わないあると思いますので、これらを参考に考えてみてください

歌詞を間違えるたびに絶叫します!!

「○○といいます!!新曲が練習不足なので歌詞を間違えるたびに絶叫します!」

これはマイナスプロモーションを逆手に取る方法ですが、単に練習不足だと伝えるだけではみようと思いませんが、そのたびに絶叫するといわれればちょっと見てみようかなと思いませんか?

演奏で価値を生み出せないのなら別のところに付加価値を見出すことで観て貰う工夫をしましょう

※これを実行するに当たって生ずる不利益に関しましては一切責任を負いません

ギャグは一発じゃなく二発三発と重ねていくことが大切

一発ギャグでお客さんの心を掴むのは芸人ですら至難の業です。

一発で笑わせようとするのではなくどんどんかぶせてください。

Vo.「どうもジャスティンビーバーです!!」

Dr. ドンドン!!

Vo.「ワープロ検定3級です!」

Dr. ドンドン!!

Vo.「実家の犬がなつきません!」

Dr. ドンドン!!

Vo.「妹に無視される日々です。。」

Dr. ドンドン!!

Vo. 「そんな体験を歌にしてきました。聞いてください○○(まじめな曲でもかまいません)」

という風に単体ではつまらないネタでもかぶせていくことでだんだんおもしろみが出てくることもあります。笑いで掴もうと考えているならば参考にしてください。

たとえばこの自己紹介パターンはいくらでも改変のしようがありますので、ライブ冒頭の定番として使い回せば、あいつらはおもしろい自己紹介をするバンドとして認知してもらえるかもしれません。ライブMCはふざけてても曲がまじめならギャップで曲もよりよく聞こえます

このギャップを生み出す方法を心理学ではゲインロス効果といいます。うまく活用してみてください。

まとめ

今回はライブMCの重要性とうまいライブMCのコツを実例を挙げてさせていただきました。

お客さんの目線に立って考えることはライブMCだけでなく、その他の活動にも大切なことなので常に意識してくださいね。


おまえ誰やねん!からでもモッていけるライブMCの教科書 60MC思考で初見とアウェイのライブに強くなる! [ クマガイタツロウ ]

少しでも参考になればと思います!


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