こんにちはかさこです。
バンド活動をしていく上で当然バンド内の誰かがリーダーの役割を担うことになります。
明確にリーダーを決めていなくても、自然と誰かが中心となって動いていると思います。
もしあなたがリーダーで、バンドを良くしようと思っているのに、他のメンバーが意見を出してくれない。ということがあるかもしれません。
今回はそんな方に向けてバンド内の議論を活発化するための方法をシェアしたいと思います。
バンド内の力関係
リーダーの役割はバンドの方針や目標を決め、そこに向かっていくためのプロセスを計画します。
当然そこには他のメンバーの意見が反映されていることが重要ですが、知らず知らずのうちにリーダーと他のメンバーで力関係が出来てしまいがちです。
そうなってしまうと、他のメンバーは不満を口にしにくく、リーダーの意見に従うという形になってしまいます。
では、どうすればメンバーから意見を引き出すことができるでしょうか?
役割を分担する
リーダーはその責任から自分がバンド活動のすべてを決めなければいけないと思いがちですが、それでは力関係が開くばかりです。
なるべく、やらなければならない仕事や役割を分担するようにすれば、格差が生まれにくいです。
たとえば、出演するライブを決める、CD販売のタイミングを決めるなどメンバー全員で話し合う時は誰が中心となって動くのか、割り振りましょう。
自分の仕事に対してわからないことがあれば放置する訳にはいかないので、積極的に意見を出すようになります。
ただ、割り振りの際に気をつけなければいけないのは、押し付けになってはいけないということです。
北風と太陽の童話のように、押し付けられたことはやりたくなくなってしまいます。
あくまでもあなただから頼むという意識を持つようにしましょう。
作曲編曲のバランス
多くのバンドの場合、ボーカルあるいはギターが作詞作曲した曲をその人が支持しながらバンドでアレンジしていくという形になると思います。
しかし、実際バンドの演奏の全体像を把握しているのはベースやドラムといったリズム隊であることのほうが多いです。
編曲は通して見て細かいところを修正していくよりも、リズム隊から大枠を固め、それにメロディが乗っかるという形で進めるほうが理想形に近づくかと思います。
ですので、これも先ほどと同じで作詞作曲した人が上の立場で編曲もイニシアチブを握るのではなく、リズム隊が主体となって編曲を進めるように工夫してみましょう。
リーダーの仕事は役割を割り振ること
リーダーの仕事は自分の意見を押し通し、バンドを進めることではなく、メンバーに協力を仰ぎながら、仕事をうまく割り振ることです。
どれだけマーケティングの知識や演奏技術があっても、それをメンバー内で上手く反映できなければバンドとしても曲としても良いものにはなりません。
いかにメンバーのモチベーションを上げられるよう仕事を割り振ることができるかがリーダーの器量といえます。
組織改革について詳しく知りたい方はこちらの本を読んでみてください。
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組織の下から意見を通す方法についてと書かれていますので、リーダーが自分の意見を聞いてくれないと思っている方にも是非読んでもらいたい一冊です。
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