ギター、ベースの手入れ、メンテナンスって何をすればいいの?必要なものと頻度、やり方を解説します

初心者向け記事

こんにちは、かさこです。

ギターやベースはいくら安いものでも数万円しますし、できれば長く使いたいですよね。

そのためにも手入れは日ごろから行うのがよいでしょう。

でもいまいち何をすればいいかわからない、どれくらいの頻度でやればいいかわからないという方に向けて、今回は手入れの方法についてお話していきたいと思います。

手入れの頻度

ギター、ベースの手入れはできれば毎日行うほうがよいです。

ギター、ベースは木材と金属パーツが主ですので、弾いたまま何もせずに放置しておくとサビやカビの発生、歪みといった劣化に繋がります。

ただ、毎日弦をはずして手入れをするのは不可能ですので、毎日する手入れ、弦交換のたびにする手入れ、年に1、2回やる手入れと3つに頻度を分けて解説していきたいと思います。

毎日する手入れの方法

ギター、ベースを毎日触るという方は手の汗や皮脂によってギター、ベースがダメージを受けますので、練習後にはクロスで拭きましょう。

ギター、ベース用のクロスは縫い目が細かく本体を傷つけにくいので、手入れ用に購入しておくとよいです。

手入れ用のポリッシュやオイルは毎日しようするとかえって木材を傷めることになりますので、クロスで乾拭きする程度で大丈夫です。

弦のサビ止めを行う場合は液が指板にかからないよう弦と指板の間に紙や布をはさんで吹きかけるとネックを傷めづらいです。


フェルナンデス WCSポリッシング クロス 625S

また練習後、弦は緩めておくほうがよいです。

弦の張力によって、ギター、ベースのネックに負担がかかり、反りの原因となります。

特にベースは弦の張力が強いため、面倒かもしれませんが、弾かないときには弦を緩めておくようにしましょう。

弦交換時に行う手入れの方法

弦を交換する際には普段は掃除しづらい隙間まで掃除できますので、弦をはずしたら新しい弦を張る前に手入れを行いましょう。

まずはクロスで全体を乾拭きした後、ギターポリッシュを拭きかけ再度乾いたクロスで拭き取ります。

特にフレットの隙間は普段掃除しにくいため、丁寧に行いましょう。

ギターポリッシュは塗装によって使用できないものもありますので、ラッカー塗装やサテンフィニッシュなど特殊な塗装が施されているものはギターポリッシュ購入前に確認しておきましょう。

下のFender純正のポリッシュはラッカーにも対応しています。少し値段は高いですが、長期間つかえますし、ギターへのダメージを考えるとよいものを買っておきましょう。


Fender
クリーナー Fender® Guitar Polish, 4 Oz Pump Spray Bottle

弦交換後にサビ止めを行う方もいますが、基本的に新品の弦はコーティングがされており、サビ止めをする必要はありません。

年1、2回行う手入れ

年に1、2回は普段の弦交換よりも丁寧に手入れをしましょう。

基本的な手入れは同じですが、必要であればオイルを使用しましょう。

数滴をクロスにとり、靴磨きのように細かくやさしく磨いていきます。

オイルには主にオレンジオイルとレモンオイルがありますがどちらでもかまいません。

日本は多湿な環境のため、あまり頻繁にオイルを使用すると高湿の状態となりギター、ベースのダメージにもなりますので、半年に一度程度に留めておきましょう。

そのため、購入する際も大容量のものを買う必要はありません。

私は下の140mlを持っていますが、複数本ギター、ベースがあっても10年ほどは持ちそうです。


ハワード オレンジオイル 4.7オンス(140ml)

ネックの反り、フレットの減りもチェックしておきましょう。

ネックの反りはトラスロッドを回すことで調整できますが、初心者の方が無理に行うと折れてしまうこともありますので、初めての場合は楽器屋さんかリペアショップに持っていき調整してもらうことをおすすめします。

できれば調整の風景を見せてもらうと勉強になりますよ。

まとめ

ギター、ベースのメンテナンス、手入れの方法について、頻度別に紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

かわいがって使えば楽器への愛着も増し、練習へのモチベーションにもつながりますので、是非参考にしてもらえればと思います。

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