YouTubeのせいでMVがパターン化している件について

バンド向け記事

こんにちはかさこです。

みなさんは新たなバンドをどこから探していますでしょうか。

スマホが普及した今、YouTubeでMVを探すという方も多いと思います。

岡崎体育がMVあるあるを歌って人気となったのも記憶に新しいですが、

今回はそんなYouTubeの登場でアーティストのMVサムネイルがパターン化しているのではないか、というお話をシェアしていきたいと思います。

MVの三種の神器

YouTubeで新たにアーティストを知るきっかけとなるのが、おすすめや関連動画欄です。

そのため、動画の一部を切り出したサムネイルで興味を持って貰わなければなりません。

で、問題はMVがだいたい3パターンで説明できてしまう点です。

まずはそのMV三種の神器を紹介しておきます。

白文字+エモいフィルターの背景またはアーティスト

親の顔より見たサムネイルですね。

夕焼けや夜景をバックに白文字で曲名やバンド名が浮かんでくるパターン。

このパターンは再生しなくてもギタリストはfender系を使ってるのがわかります。

アルペジオかカッティングからはじまりドラムのカウントでドーンのやつですね。

ボーカルの叫んでいる顔が含まれる場合もあります。

このパターンはギタボひとりのサビからはじまる傾向があります。

アンニュイな美少女

もはや王道と化した虚ろげな美少女のピンサムネ。

断言しましょう、途中で人混みの雑踏の中を歩いているシーンが出てきます。

発展系として近年多いのが、彼女の日常を彼氏が撮るパターンですね。

never young beachの「お別れの歌」、MOROHAの「バラ色の日々」などを皮切りに模倣品が多数出現しています。

だいたいめちゃくちゃ美人よりもブサカワくらいの女の子を使いがちです。

アニメ系MV

新たな三種の神器の一つとして台頭してきているのがこちらのアニメ系MVです。

顔出ししていないアーティストでもバズることができる手段ですので、ネットとの親和性が高いのが特徴です。

コレサワやずっと真夜中でいいのに。をはじめ、米津玄師もここからスタートしていると言えます。

ニコニコ動画系の線がやたらと多い機械や歯車の登場率が高いです。

イラストレーターが買い叩かれる時代ですからいい傾向であるとも言えますし、これからしばらく増え続けるのではないでしょうか。

まとめ

YouTubeが浸透してまだ日が浅いため、MVとしての戦略はまだまだ模倣が多いのが現状であると言えます。

逆に言えば新しいMVのパターンが発明できれば、一気に知名度を上げることができるかもしれません。

たったサムネイル一枚ですが、その一枚にいかにこだわるか考えていくことが今後大切になっていくのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました