こんにちは!かさこです。
バンドをはじめたはいいけれど集客がうまくいけない、ノルマ代が苦しいという方は多いのではないでしょうか。
そこで今回はバンドマンが集客のために知っておくべきマーケティングとマネジメントのお話をしたいと思います。
マーケティングとマネジメントはバンド活動にも活きてくる
マーケティングやマネジメントと聞くと難しいと感じるかたも多いと思いますが、簡単に説明すると、
マーケティングとはお客さん目線で行きたいライブを考えることで
マネジメントとはバンドメンバーが活動しやすい環境を整えることです。
マーケティングが欠けているとお客さんが集まらない、マネジメントが欠けていると方向性の違いやトラブルの原因となります。
これら2つはどちらかが欠けていては走れない自転車のタイヤのようなものです。
お客さんを明確にしよう
ただ闇雲に宣伝してもお客さんは集まりません。自分たちのターゲットは誰なのか明確にしましょう。
そのためにペルソナを作ってみましょう
ペルソナとは単にターゲットを決めるのではなく、もっと具体的に年齢や趣味、仕事などを仮定した空想上の人物を作り上げることです。例を挙げてみると
17歳の高校生。コンビニのアルバイトをしており、とあるインディーズバンドのライブを週末見に行くのが趣味。YouTubeで新しいバンドをチェックしている。
このような感じです。明確であればあるほど対策を立てやすいため、より詳細に練ってみましょう。
このようにペルソナを作ることによって自分のバンドがやるべきことが見えてきます。
上の例から考えてみると
- YouTubeにMUSIC VIDEOをあげる
- YouTubeからライブ情報を知るためのホームページを作成する
- 高校生はお小遣いが限られているため、チケット代の安いイベントに参加する
- 高校生は門限があるので、出番を早くする、または昼間のイベントに参加する
- 人気のバンドと対バンし、流入を狙う
これだけの情報でもやるべきことが見えてきます。ペルソナを細かくすればするほど課題も見えてくると思います。
分析する上で4つのPを意識することが大切です。
4つのPを意識しよう
- Product 商品(バンドの場合は音楽やCD、グッズ)
- Place 場所(ライブハウスや路上ライブ、流通経路)
- Price 価格(チケット代、CD代)
- Promotion 広告、宣伝(YouTube、SNS、フライヤー)
誰に聞いてもらいたいかで取るべき戦略も変わってきます。
これを読んでマーケティングに興味を持った方は是非こちらの本を読んでみてください。
ドリルを売るには穴を売れ 誰でも「売れる人」になるマーケティング入門 [ 佐藤義典 ]
一時期話題となった本でマーケティングやマネジメントについてわかりやすく解説されています。
バンド内の目標は一致している?
バンドの解散理由としてよく聞く定番フレーズ方向性の違いはバンド内の目標の違いが原因です。
同じバンド内でもバンドをやる理由が異なる場合は多々あります。
人気者になりたい、単純にライブをするのが好き、お金を稼ぎたいなど理由は様々ですが、バンドとしての目標が一致、共有出来ていないといずれトラブルの原因となります。
上記のマーケティング戦略を実施するにもバンドの方向性が違うと上手くまとまりません。
これがマネジメントでもっとも重要です。組織(バンド)は共通の目標がなければなりません。バンド内でも一度話し合ってどうなりたいか話し合うこともないがしろにしてはいけません。
まとめ
会社もバンドも組織運営という点では共通しています。
これらの考えを実践できれば、集客を増やすことも難しくありません。
今後も集客に関する記事は更新していきますのでチェックしてください。
マーケティング、マネジメントをもっと詳しく勉強したいという方は下におすすめの書籍のリンクを貼っておきますので、そちらもチェックしてみてください。
[図解]大学4年間のマーケティングが10時間でざっと学べる【電子書籍】[ 阿部 誠 ]
コメント