NUMBER GIRL再結成が必ずしも喜べることではないというお話

コラム

こんにちはかさこです。

NUMBER GIRLが再結成し、ライジング・サンロックフェスティバルでライブすることが発表されました。

昨年にはELLEGARDEN、2016年にはHi-STANDARDが新曲をリリース、2015年に銀杏BOYZがサポートを迎えてのバンドセットとここ数年で伝説的扱いを受けていたアーティスト達が精力的に活動しています。

この再結成の流れ、ファンには嬉しいと思いますが、正直どうなの?と思うところがあるのでその話をシェアしたいと思います。

再結成のテンション

正直再結成の瞬間はめちゃくちゃ上がる。

リアルタイムで追いかけていたバンドが復活することはもちろん嬉しいし、CDや映像でしか知らなかったバンドが生で観られるという事実には興奮する。

私自身再結成については反対ではないしめちゃくちゃ上がる、

その上で今回の話は聞いていただきたい。

チケットは取れない

再結成直後、ライブのチケットは旧来のファンに加え、新規層も混ざった過激な争奪戦となる。

さらに転売屋も加わりその価格は数万円まで跳ね上がる。

こんな状況の中でチケットが取れるのはほんの一握りであるし、社会人になってしまうと当たるかどうかすらもわからないところに貴重な有給は使えない。

そうなってしまうと『酸っぱいブドウ』の童話のようにライブへの関心を極力持たないようにしてしまう。

チケットの競争率が下がる頃にはすっかり熱が覚めてしまっているのだ。

伝説という付加価値

正直伝説とまで言われたバンドの再結成は大概期待ほどの感動を得られない。

ライブ自体が劣化したとかそういうことではない。

事前の期待値が高すぎるために、ライブでの満足が思ったよりも得られないのである。

経営学的に言えば

期待水準を知覚水準が上回らない。

あまりに伝説であるというイメージに引きずられるあまり、実際の良さ以上にバンドを評価しがちになってしまうのだ。

再結成されるのはもちろん嬉しいことである。

しかし、私が言いたいのは再結成するのならアルバムをリリースし、がっつり全国ツアーをしてほしい。

一夜限りの復活や、中途半端なツアーでは不満がたまるだけで満足しきれない。

解散前と同水準で活動してはじめて復活を名乗ってほしい。

まとめ

NUMBER GIRL復活のニュースから最近の再結成の流れについてお話ししました。

再結成はもちろん嬉しいことですので、どうかナンバーガールもライジングだけでなく、全国まわりまくってもらいたい。

頼むから生で拝ませてくれ。

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