こんにちはかさこです。
今回もおすすめアーティスト「リツキ」を紹介したいのですが、おすすめといいつつ私自身もよく知らないのです。それほど活動が多くありません。
リツキとは
リツキは2000年生まれとまだ10代ののシンガーソングライターです。
全くと言っていいほど無名であった彼に注目が集まったのは2017年の未確認フェスティバルです。
未確認フェスティバルとはTOKYO FMをキー局に全国で放送されているラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』が主体となって開催する10代アーティストによるロックフェスティバルでかつて「Galileo Galilei」や「ねごと」「SHE’S」などが出演した「閃光ライオット」を前身とし、グランプリ形式で審査される形式をとっています。
そんな未確認フェスティバル2017で「SUNNY CAR WASH」を抑え、グランプリを獲得したのが当時17歳の「リツキ」です。
弾き語りとしてグランプリを受賞したのは閃光ライオットも含め初。
この未確認フェスティバルのファイナルにandymoriに直接影響を受けた二組が上ってきたというのが、今後の音楽業界の明るさを感じます。
そのときのライブ映像がこちら
未確認の予選が人生初ライブ。そしてこの時新木場Coastでのファイナルが人生二度目のライブだそうです。
みて頂いたらわかると思います。
小山田壮平がスタンドのように背後に立つ姿が・・・。
小山田壮平のスタイルに憧れたシンガーは山ほどいますが、曲調や音楽性を再現するだけで彼のあやうさをはらんだ純粋さと文学性まで近づけるアーティストはまず見たことがありませんでした。
彼のこの映像をみるまでは。
音楽性、曲調、表情やしゃがれ方、服装、純粋さまでもろに影響を受けたであろうスタイル。それでいて作曲を本格的に始めたのがこの一年前というのも衝撃的です。17歳でよくこの歌詞とメロディーが書けるなと。
小山田壮平うんぬんは抜きにしても10代だからこそなのかもしれませんが、この純粋さゆえの色気、目をそらすとふっと消えてしまうんじゃないかと思わせる儚さみたいなものは出そうと思って出るもんじゃないですよね。
最近の10代はみんなめちゃくちゃ上手いです。テクニックだけでいえばすぐにプロになれるレベルのアーティストが山ほどいます。
彼はその中でいえば上手いとは決して言えないと思いますが、ただそれ以上にリツキは彼自身の魅力がそのまま音楽に反映されているように感じました。
音源情報
確認できたCDはこちらの一枚のみ
DAWN TO YOUTH
彼は「秋山リツキ」という名義でYOUTUBEにもいくつか音源を上げていますが、andymoriだけでなくTOMOVSKYやTHEピーズのような純文学とメロディーラインも感じさせられます。
まとめ
崎山蒼志が天才ともてはやされていますが、彼にはテクニックとはまた違う別のベクトルでの才能を感じさせられます。
リツキは今現在受験のためライブ活動を休止していますが、2019年4月から本格的に再開するようです。
どうか彼には、このままブレずに進んでもらいたい。
そして小山田壮平と比較されるところから一歩抜けた、彼自身の新たな境地を開拓してほしいと願っています。
今後、彼がどのように進化していくのか、その活動に注目していきましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
リツキのライブ情報はこちら
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