こんにちはかさこです。
同じ時期にバンドをはじめたのにあいつのバンドはお客さんがいっぱい…
自分には才能がないのだろうか
と思ってしまうことってありますよね。
今回はそんな方に向けて「バンドが売れるために才能は必要ない」というお話をシェアしたいと思います。
才能ってそもそも
みなさんは才能についてどのような定義をもっているでしょうか。
ネット大辞泉によると
物事を巧みになしうる生まれつきの能力
とあります。
たしかにスポーツは体格や運動神経、音楽でも音感やリズム感など人によって明らかに差があります。
そういったものを持っている人は明らかに才能があると言えます。
才能×努力=結果
という単純式が成り立つのならば、
才能がない人は才能がある人の何倍も努力する必要があります。
時間は有限ですから才能ない分を努力の量で補っていては寝る間も惜しんで取り組まなければ、一生追いつけません。
こういうことを言うと
「努力が続けられるのも才能だ!」と言う方がいるでしょうから、たくさん努力をしなくても結果がでる方法をお教えしましょう。
努力は量じゃない
さきほども述べましたが、時間は有限ですから才能ない分を努力の量で補っていては一生追いつけません。
学生の頃にもいましたよね。
めちゃくちゃ勉強しているのに成績が上がらない人。
そういう人は得てして努力の方向性を間違えているか、努力の質が悪いです。
ライブでオリジナル曲を披露したい人が、ギターの運指だけ練習していても一生曲がひけるようにはなりませんよね?
自分が目指すゴールは何なのか?方向性がわかっていなければ努力は当然結果に繋がりません。
では努力の質を上げるにはどうすれば良いのでしょうか。
努力の質を上げるには
「海外に行って人生変わった!」と言う人いますよね?
一方で国内にいても友人の一言で、あるいは本の一節で人生が変わると言う人もいます。
効率よく学びを得る上で大切なのは
より刺激の多い環境に身を置くこと、そしてセンサーを増やすことです。
努力の質も同じことです。
ライブが上手くなりたいなら実践を積むことが一番学びが大きいです。
しかし、ライブ経験を何度も積むことは金銭的にも時間的にも難しいですので、センサーを増やすことが一番の近道だと言えます。
センサーをたくさん持っている人は一曲練習するだけでも得られる経験値がそれだけ多くなります。
同じ曲をコピーするときでも、ただ譜面をなぞるように練習している人と、ここはさっきの繰り返しだとか、このアーティストはこのアプローチを好んで使うなとか、自分の曲にも生かせるかなど傾向や法則性、応用まで考えて練習している人では上達の度合いが大きく変わってきます。
曲を聴くときも同じです。ただいい曲だと思って聴いている人となぜいい曲なのか分析できる人では圧倒的に後者のほうが上達が早いですよね。
センサーを増やすというのは、ものの見方、考え方のバリエーションを複数持つということです。
人気漫画『NARUTO』の中で影分身をしてトレーニングするシーンがあります。
イメージとしてはあれと同じです。あなたも主観だけでなく、分析する目線、プレーヤーとしての目線、お客さんとしての目線…など多ければ多いほど努力の質は向上します。
ではセンサーを増やすにはどうすればよいのでしょうか
センサーを増やすには
センサーを増やすのにおすすめな方法は読書です。
本は他人が書いたものです。1つの本を読むだけで作者の気持ち、主人公の気持ちなど、自分ではない視点を同時に持つことになります。
それを意識しながら読むことがセンサーを増やすトレーニングになります。
文字を読むのが苦手という方も毎日5分からでも本を読む習慣を身に着けてみてはいかがでしょうか。
そういった主観と客観を身につけると、一回のライブでもお客さん、他のバンドメンバー、そしてあなた自身とそれぞれの見方ができるので、たくさんの収穫が得られます。
センサーを増やすというのは先天的な才能を超える大きな武器と成ります。
才能がないと凹んでる時間はありません。少しでも学びの機会を増やし、成長につなげましょう!
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