こんにちはかさこです。
皆さん好きな歌手の方はそれぞれいらっしゃると思いますが、歌がうまい下手で議論になることもありますよね。
というわけで、歌がうまいと言われる要素についてあげていきたいと思います。
音楽の三要素から考える
音楽は三つの要素から成り立ちます。
この要素を埋められるボーカルはうまいと言えますよね。
音楽は「メロディ」「リズム」「ハーモニー」の3つで成り立ちます。
メロディは日本語で旋律や節と訳され、簡単に説明するとカラオケの上部に表示されるバーの流れと同じです。
つまり、音程をはずさない、音域が広いボーカルはうまいと言えます。
リズムは、ドラムなどがわかりやすいですが、ボーカルにもリズム感があるか否かで曲の印象は大きく変わります。
たとえば歌に音の強弱やシンコペーションをうまく取り入れられている歌手はアカペラで歌っても、聴いているだけで体を揺らしたくなるような感覚になります。
3つ目はハーモニーです。
一見ボーカルにハーモニーは関係ないように感じますが、声のような複雑な音は分析するとさまざまな倍音を含んで鳴っています。
同じ高さのドの音を出してもリコーダーとサックスではぜんぜん印象が違いますよね。
倍音が多くなっているほど低音でもシャープな明るい声色になり、倍音が少ないほどぼやけた音になります。
どの音が好みかは分かれるかもしれませんが、心地のよい声というのも歌がうまいの一要素と言えます。
表現力の有無
歌がうまいと言われるのはひとつの楽器としての声だけでなく、その楽器を使う人の表現力も含まれます。
ピアノの譜面をパソコンで再生してもなんとなく味気の無い印象を受けますよね。
人間が歌うからこそうまれる「タメ」や「ビブラート」の癖が表現力となります。
これらは歌う人によって特徴が生まれるため、その歌手独自の魅力ともいえます。
誰の曲をカバーしても自分の歌にできるという歌手はこの「表現力」に優れた歌手と言えます。
感情を乗せる
表現力とも近しい部分がありますが、感情を乗せるのがうまい歌手も歌唱力に優れているといえます。
シャウトやしゃがれ声は一般的に美しい歌声ではありませんが、うまく歌に取り入れる歌手は聞き手の気持ちを高めることが出来ます。
とくにロックなどでは、歌の技術面よりもこちらが重要かもしれません。
まとめ
歌がうまい歌手、ボーカルの特徴について挙げて見ましたがいかがでしょうか。
歌手、ボーカルを目指す方は自分の歌声に何が足りていないか考えながら練習してみてくださいね。
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