売れるバンドのマネをしろ!弱者最良の戦略は模倣である。

バンド向け記事

こんにちはかさこです。

今回は売れていないバンドマンが売れるために何をすればいいのかについて経営学の観点からお話していきます!

競争地位に合わせた戦略

バンドは常にライバル達との競い合いですよね。それは企業においても同じです。

企業がライバルに対抗する際は競争地位によってその戦略を変えています。

これらの理論を提唱したのがコトラーというマーケティングの大先生。

ではコトラーが提唱した理論について紹介していきます。

コトラーの戦略類型

コトラーは市場をそのシェアによって以下の4つに分類しました。

リーダー

その業界のトップですね

カップ麺でいえばカップヌードルの日清(シェア率の49パーセント)、コーラでいえばコカコーラです。

リーダーはその市場トップですので、経営資本(ヒト、モノ、カネ)をふんだんに使って横綱相撲がとれるため、戦略をたてる重要性は低いです。

チャレンジャー

その業界の二番手三番手です。

カップ麺ならマルちゃんでおなじみの東洋水産、コーラでいうとペプシコーラがここにあたります。

チャレンジャーは隙があればリーダーの首をとってやろうと企む企業ですので、リーダーにはない要素で差別化をはかる戦略をたてます。

実際にビール市場でチャレンジャーであったアサヒがスーパードライの大ヒットによってリーダーへと変わりました。

ニッチャー

ここはチャレンジャーほどの市場シェアはないものの戦略を変えつつ戦えている位置です。

トクホのメッツコーラを出しているキリンやワンタン麺やスーパーカップのエースコックなんかがあたると思います。

ニッチャーは大企業がお金をかけない小さい市場に対して経営資源を集中する戦略をとります。

フォロワー

ここは市場ですらほとんど戦えていない状態です。スーパーで名前も聞いたことのないコーラやカップ麺を見たことがあるかもしれません。そういったものがここにあたります。

フォロワーは既存の企業を真似することによって少しずつ市場シェアを獲得していくことが重要な戦略となります。

売れていない多くのバンドがフォロワーにあたります。あなたがたがとるべき最良の戦略はリーダーやチャレンジャー、ニッチャーの模倣をすることです。

真似をするということの真意

マネをするといっても曲をパクればいいわけではありません。

当然盗作にあたります。

ただ曲作りの構成や特徴、宣伝方法や強みの傾向を分析するとあなたのバンドが参考にするべきことがみえてくると思います。

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなしというように売れるには運も必要ですが、売れているバンドの多くが売れるべくして売れています。

逆に売れていないのには必ず理由があります。

売れているバンドをただ批判するのではなく長所に目を向け学んでみることが、バンドで成功する第一歩ではないでしょうか。

まとめ

コトラーの競争地位戦略から学ぶバンドの模倣戦略についてお話しさせて頂きました。

学ぶということばはまねぶ(真似をする)ということが語源だそうです。

売れているバンドから学ぶべきところを探してみてください。

バンドのマーケティングについて他にもまとめていますのでそちらも参考にしてみてください。

コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則 コトラーのマーケティング4.0 [ フィリップ・コトラー ]

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