中古でギターやベースを買うってどうなの?中古楽器を選ぶ上で注意すべきポイントとは

初心者向け記事

こんにちはかさこです。

ギターやベースは安くても数万円しますので、同じ予算で出来るだけよいものがほしいと思いますよね。

そうなってくると中古の楽器も視野に入れている方も多いのではないでしょうか。

しかし、中古の楽器は当たり外れもありますからなかなか手は伸ばしづらいと思います。

そこで今回は、中古楽器を選ぶ上でチェックしておきたいポイントについてお話します。

目で見て分かるチェックポイント

中古楽器を選ぶ上で絶対避けておいたほうがよいのは「ネットで購入すること」です。

実際に見て触れてから気付く不具合はかなり多いです。

ですので出来るだけ楽器屋さんに足を運んで確認しましょう。

ここからは目で見て分かるチェックポイントについて挙げていきます。

ネックは反っていないか

まずネックの反り具合を確認しましょう。

ギターを横にし水平目線でネックを見たとき、どちらかに反っているものはやめておきましょう。

トラスロッドを調整することでネックの反りは直すことができますが、中古の場合すでにトラスロッドを回しきってしまい、それ以上調整できないものもありますので、

販売されている段階で反ってしまっているものは避けましょう。

フレットの減り具合

次に確認しておくべきなのはフレットの減り具合です。

フレットは演奏しているとだんだん削れて消耗していきます。

フレットの減りが激しいものや、一部だけ極端に減っているなど減り方に偏りのあるものは演奏する上で音に支障がでます。

フレットの打ち直しやすりあわせ、ボルトオンのネックの場合交換も出来ますが、数万円かかりますので、それなら新品を買うほうが安くつく場合が多いです。

全体がフレットの8割以上残っているものを選びましょう。

ヒビ、カビなどはないか

ヒビやカビについてもチェックをしておきましょう。

アコースティックギターは特にボディがヒビ割れてしまっているものが時々あります。

すでに接合してあるものも再び広がることもあるので避けておいたほうがよいです。

また、古い楽器の中には保管環境が悪く、カビが発生してしまっているものもあります。

小さいから大丈夫と思っていても腐食によって穴が開いたりする恐れもあります。

アコギの内側などは特に塗装されていないため、よくチェックしておきましょう。

ネックの打痕

ボディへの打痕はそれほど気にする必要はありませんが、ネックへの打痕は注意して見ておきましょう。

エレキギターやベースは特にネックに打痕があると、そこにひっかかり演奏に支障をきたすことがあります。

小さな傷だからといって安易に購入してしまうと後悔するかもしれません。

以上が目で見て確認すべきチェックポイントでした。

そのほかにも余裕があればナットやペグなども不具合が無いか見ておきましょう。

このあたりはのちのち交換が自分でも出来ますのでそれほど重要視する必要はありません。

試奏する上でチェックすべきポイント

ここからは、試奏する上でチェックするべきポイントを挙げていきます。

音が出るかどうか

当たり前のことですが、音が出るかどうかは絶対に確認しておきましょう。

しかし、ただ音を出せば良いということではありません。

すべての弦、すべてのフレットで綺麗に音がでるか隅々までチェックしましょう。

ギターは構造上デッドポイントと呼ばれる、音が綺麗にならない(ノイズが乗る、不自然な倍音、サステインが短いなど)場所が出てくることがあります。

さらにチョーキングなどをする際にそういった問題が起こることもありますので、そういったことも音を出しながら確認しましょう。

弦が落ちないか

もうひとつ確認しておいてほしいのが、弦が落ちないかということです。

ギターによっては1弦や6弦がナットから落ちてしまうことがあります。

ナットの磨り減り具合が原因の場合はナットを交換することで解消できますが、その他に原因がある場合もあります。

弦が落ちると当然演奏はままならないのでやめておきましょう。

変な振動音がならないか

ギターやベースは複数のパーツから構成されていますので、どこかのパーツの接合が浮き上がっていたりすると、「カタカタ」とかそこまでいかなくとも違和感を覚える音が鳴ることがあります。

こういった場合アンプでその音を直接拾わなくても、楽器の鳴り具合にも影響しますので少しでも気になる場合は避けておきましょう。

チューニングは安定しているか

試奏の際、店員さんがチューニングしてくれると思いますが、しばらく演奏した後に再度チューニングを確認してみましょう。

チューニングが大きく狂う場合、ペグやブリッジに不具合があるかもしれません。

交換することで直せますが、原因を特定できないと複数パーツを交換することになり、高くつくため、こういった楽器は避けたほうがよいです。

演奏に支障はないか

先ほども挙げたようにネックの小さな打痕や、目視では分からなかったかすかな反りやねじれによって演奏しづらいと感じるものも避けておきましょう。

ちょっとくらい大丈夫と思っていても、意外とストレスになるのがここですのでしっかりチェックしておいてください。

まとめ

中古楽器を買う際に注意しておきたいポイントについてまとめましたがいかがでしたか。

その他にもあるかもしれませんが、今回挙げた点を押さえてもらえれば大きくはずすことはまず無いと思います。

初心者の方で楽器の良し悪しが分からない方で、どうしても気になる中古品がある場合は、経験者の方についてきてもらい、一緒にチェックしてもらうことをおすすめします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました